「64歳ゼロからの出発」ジョー山中が熱唱

[ 2010年9月24日 06:00 ]

内田裕也(左)のクラブデビューにはがん闘病中のジョー山中もサプライズで登場

 ロック歌手の内田裕也(70)が23日未明、東京都港区南青山のクラブに「DJ・BADBOY」を名乗って登場した。肺がんと闘病中で、6日に神奈川県鎌倉市内の自宅が全焼するなど災難続きのジョー山中(64)も駆けつけ、飛び入り出演するサプライズがあった。

 デビューからの足跡をラップ調の語りで披露しながらビートルズやプレスリーのナンバーを熱唱した裕也。その後に用意していたサプライズが山中の登場だった。2月に肺がんを公表してから初めての公の場に会場はまるで“プレ全快祝い”の趣と化した。
 代表曲の「サトリ」も歌い上げた山中は「今は横須賀の病院で定期的に抗がん剤投与の治療を受けている。完治までもうひと踏ん張り」と明るい表情。自宅全焼にも言及し「64歳ゼロからの出発ですが、頑張ります」と前向きに語った。現在は前妻との間の長男光さん(36)の都内の自宅に身を寄せている。裕也は「ことしはいろいろあったけど全部吹き飛ばすのがジョー山中」と回復ぶりに目を細めていた。

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2010年9月24日のニュース