「ガチョ~ン」の誕生は麻雀がきっかけ

[ 2010年9月12日 06:00 ]

 【谷啓さん急逝】時代を超えて長く愛されるギャグ「ガチョ~ン」の誕生は、中尾ミエ(64)ら仲間との麻雀がきっかけだった。

 日本テレビ「シャボン玉ホリデー」のディレクターだった五歩一勇氏の著書「シャボン玉ホリデー スターダストを、もう一度」によると、牌をツモった時に思わず発した奇声だったとされる。手の動きも牌をツモり引いた時のしぐさが由来。単純に手を開いて閉じるのではなく、手を突き出した後の「ガッ」と、つかんで引く時の「チョ~ン」で構成される。
 同書の中で谷さんは「アレはネ、ただ単にコントの中で使った言葉でネ。オレとミエちゃんで、オレが自慢話をするようなシーンで“オレ、昨日魚釣りに行ったんだヨ。そしたらこんなデカい魚がガチョ~ンって食いついてきたんだ”って」と話していた。さらに「その偶発の擬音を作家の塚田茂さんがキャッチした」と続け「“ガチョ~ンって面白いねェ、アレ使おうヨ”って。オレは音が好きだから“ガチョ~ン”とか“ビロ~ン”とか、ただ単にそういうことで使ったんですけど」と明かしている。
 ほかにも数々のギャグを生んだが、中でも「あんた誰?」は歌にもなり、65年にレコード化。歌詞に「ビロ~ン」といったギャグがちりばめられ、後生のアーティストに影響を与えた。91年にはラップグループ「スチャダラパー」がカバー。谷さんもゲストボーカルとして参加し、世代を超えた共演となった。

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