勝負はこれから　ブーム起こせ！パンクブーブー【月間ニュース大賞】

「Ｍ－１グランプリ」で優勝したパンクブーブー・佐藤哲夫（左）と黒瀬純

　松の内もあっという間に過ぎ、２０１０年１月の日めくりは、はや１０日が顔をのぞかせた。気持ちを新たに新年を迎えた今田耕司特別編集局長（４３）は、まず激動の０９年を総括。１２月の月間大賞、そして年間大賞にはコレを選出した！

　昨年は本当にいろいろありました。師走も話題は豊富でしたが、大賞はやっぱりＭ－１グランプリ。パンクブーブー良かったねえ。昔から決勝行ってもおかしくない漫才やってたんで、ほんまに良かった。　
　ネタ２本目が終わった時点で、パンクブーブーやなと思いました。でも２人ともすっごく緊張しい（しやすい）なんですよ。噛（か）まへんかなとか、司会しながら心配してました。ネタ飛んだり、噛んだり、直前のネタ合わせでも頭が真っ白になって、飛んだりしてたらしいですもん。でも本番はびしっと決めた。頑張りましたわ。　
　決して本命視はされていなかったけど、ほんと運とかいろいろな要素ありますもんね。パンクブーブーもこれまでは決勝に出られなかった。「今年は（決勝に）行けるなあ」みたいな手応えが何回もあったんですけどダメやった。今回の優勝はあきらめずにネタ作ってれば大丈夫やっていう証明ですよ。
　でも本当の勝負はこれから。せっかく１つ大きなタイトル獲ったんでね。どんどん数こなしていくと思うけど、一個一個経験やと思って流されないように仕事をしっかりやっていってほしい。