89歳実現?森光子「放浪記」2000回宣言

[ 2008年3月31日 06:00 ]

「放浪記」千秋楽カーテンコールで黒柳徹子(右)と一緒に観客にあいさつする森光子 

 女優の森光子(87)が30日、公演回数1900回を突破した主演舞台「放浪記」について「2000回を目指します」と初めて明言した。東京・日比谷のシアタークリエでの公演が千秋楽を迎え、公演回数は1931回になった。今後、4都市を回り、今年中に1995回に到達。来年5月に東京・丸の内の帝劇での1カ月公演が決定したことを受け、特別カーテンコールで自ら発表した。

 約600人の観客に大きな拍手で迎えられたカーテンコール。森は「いつもの千秋楽と違って寂しさは少しです。また皆さまにお会いできるからです。来年、2000回を目指すことが決まりました」と報告。頭上に掲げられた看板に「09年5月、帝劇上演決定」の文字があったことから、観客は報告前に知っていたが、大記録への挑戦宣言に大歓声を送った。
 帝劇公演の初日は未定だが、通常は5日前後。今年11、12月の名古屋公演千秋楽で1995回を数えるため、5月9日の89歳の誕生日に2000回の快挙を達成する可能性も出てきた。
 昨年11月、最大の見せ場である「でんぐり返し」を今公演からやめることを発表。周囲に説得され「“なるべく長くやるように”との皆さんの思いと受け止めます」と封印した。自ら公演回数に触れることはなかったが、スクワットを朝晩75回、肉と卵を毎日食べ、87歳とは思えない気力で舞台に立ち続けた。「花粉症には悩んでいたが、この3カ月、風邪ひとつひかなかった」と関係者も驚くほどだった。
 森は「あと2年半で初演から50年になります。ここまでたどり着けたのは、皆さまのおかげです」と感謝。「日によってお客さまが笑う場面が違う。2度目、3度目のリピーターの方がいらっしゃるんだと分かって、うれし涙を何度も流しました」と語りかけた。
 先月23日の1900回公演には森を「母」と慕う近藤真彦(43)、東山紀之(41)らジャニーズ事務所のタレントが大挙来場。その時プレゼントされたサイン入りの風船はロビーに飾られ、千秋楽まで1つも割れず、森も大喜び。ファンと共演者と、そして“息子たち”に支えられ、森は偉業を目指す。

 ≪ギネス記録でしょう≫1人の俳優が同一作品に2000回主演し続けるのは、関係者によると「おそらくギネス記録」。ブロードウェーでは2000回以上公演の作品はあるが、いずれも複数の俳優が交代で主演を務めている。日本人俳優では松本幸四郎(65)が「ラ・マンチャの男」で1086回、故山本安英さんが「夕鶴」で1037回と続く。なお「ラ・マンチャの男」は4月5日から帝劇で再演がスタートする。

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