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佐々木尽が復帰戦でワンパンKO “待ってろ田中空!”次戦は「大きい会場」で東洋太平洋王者に挑戦濃厚

[ 2026年2月19日 22:19 ]

プロボクシング・ウエルター級8回戦   佐々木尽<TKO2回1分21秒>マーロン・パニアモーガン ( 2026年2月19日    東京・後楽園ホール )

2回TKO勝ちした佐々木(右)。左は次戦の対戦が決定的な田中
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 元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者の佐々木尽(24=八王子中屋)が再起戦となるウエルター級8回戦でマーロン・パニアモーガン(31=フィリピン)を2回TKOで下し、再起に成功した。

 いきなり全開だった。佐々木は初回、開始のゴングと同時に飛び出し左フックを強振。相手を捉えると一気に主導権を握った。2回には右オーバーを立て続けにヒット。その後はリング中央でがっちりとガードを固めると相手の打ち終わりにカウンターの左フックを一閃(いっせん)。レフェリーがカウント中に試合を止めた。

 衝撃のワンパンチで試合を終わらせた佐々木は「もっと魅せたかったが倒せてうれしかった」と笑顔。戦前ジャブから組み立てる新スタイルの披露を予告していたが、従来の強打を振り回す戦いに終始。「自分でも“あれ”と思った」と苦笑しながら「自分の強みを出さないといけないと思った。今日はこの戦いが正解でした」と汗を拭った。

 昨年6月に世界初挑戦でWBO王者だったブライアン・ノーマン(米国)に5回KO負けして以来、約8カ月ぶりのリング。“お前じゃ世界は無理”という批判的な意見も耳にしたが「無理と言われているが、自分はいける、という気持ちで毎日戦っている」。ノーマン戦以降はフィジカルトレーニングで肉体強化するなど、世界再挑戦に向けて日々、レベルアップに務めている。

 次戦は世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と前WBC&IBF統一世界バンタム級王者・中谷潤人(28=M・T)が激突する計画が進められている“東京ドーム決戦”の前座で東洋太平洋ウエルター級王者・田中空(24=大橋)への挑戦を予定する。試合後は観戦していた田中をリングに招き「田中空選手は越えなければいけない日本でのライバル。大きい舞台で戦えたらうれしい」と対戦オファー。田中も「自分でよければ」と応えた。

 ラブコールが成就した佐々木は「最高でした。次に向けてすぐやっていく」と20日から約1カ月間、米ラスベガスで強化合宿を行うことを報告。「大きい会場でド派手に勝ちたい。判定はだめでしょ」と“日本卒業マッチ”に向け、牙を研いでいく。

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