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井上尚弥へ「挑戦権」を得た西田凌佑 所属ジムがセコンドとのやり取り披露「これをやっとけば勝てる」

[ 2026年2月17日 17:36 ]

メルカドを撃破し、勝利インタビューに答える西田凌佑
Photo By スポニチ

 15日に実施されたプロボクシングIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を制した元世界王者の西田凌佑(29)が所属する六島ジムは17日、スタッフによるブログを更新。試合でラウンド間、1分間のインターバル中に西田と武市晃輔トレーナーがかわした言葉の一部などを紹介した。

 試合は2回にあった偶然のバッティングにより西田が左目尻上部に傷を受けた。7回2分53秒、負傷判定となり、主導権を握り続けた西田が3―0で勝利した。傷を受けた2回からプレスをかけながら自身の距離をキープ。強打と評判の相手に対し、的確なブロックや距離で外す一方で自身はワンツー、左ボディーをヒット。回を追うごとに一方的な展開に持ち込んだ。

 ブログは冒頭で「西田凌佑の勝利に武市トレーナーの力あり!!」と記した。武市トレーナーは「これをやっとけば勝てる」と3つのポイントだけを指示。多くを求めず、西田が実行しやすいように指示を簡略化し徹底させたという。

 練習では武市トレーナーが西田の心身両面を見極め、毎回「完璧」であることを求めなかった。近大時代に元世界王者である名城信男監督から「ボロクソに怒られ」た西田が「へそを曲げて、いい試合をしない」こともあったという。そういう場面を目撃していた武市トレーナーによる巧みな操縦術であるとブログでは分析した。

 試合中のやり取りとしては、2回に左目上をカットした直後のインターバルに武市トレーナーが「止められる可能性があるから4Rまで全部取れ!行け!」と指令。ここから攻勢を強めた。1回終了後に西田が「(相手は)パンチないです。もう大丈夫です。いけます」と報告。さらに4回終了後に「ブロッキングしてリターンは無茶苦茶、楽です」とも話した。冷静に情報を交換してセコンドと選手が意思統一し、つかんだ勝利だったことを伝えた。

 勝利した西田はスーパーバンタム級の世界主要4団体統一王座に君臨する井上尚弥(32=大橋)への挑戦権を得ている。

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