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井上尚弥 表彰式で中谷潤人とは会話なし「次の対戦相手。当たり前」スーパーバンタム級の「集大成」に

[ 2026年2月17日 20:34 ]

<2025年度 年間優秀選手表彰式>壇上で目を合わせなかった井上尚(右)と中谷(撮影・尾崎 有希)
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 ボクシングの2025年度年間表彰式が17日、東京ドームホテルで行われ、プロ男子の部の最優秀選手賞(MVP)は世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)が8年連続、最多記録を更新する9度目の受賞を果たした。選考はボクシング担当記者の投票によるもので、井上は23年度以来の満票での選出となった。

 井上は5月に東京ドームで3階級制覇王者・中谷潤人(M.T)との決戦が控える。昨年の表彰式の壇上で対戦を呼びかけ、実現した経緯がある。会場では技能賞を受賞した中谷とも対面したが「対戦も決まってるんで、こうして会うともちろん意識しますし、 やっぱり特別な気持ちにはなりますね」とコメント。バックヤードで会話はあったか、との問いには「いや、ないです。次ですからね。(昨年12月の)サウジの試合が終わってからは次の対戦相手としてもちろん意識してますし、そこは当たり前かな」と明かした。

 中谷戦はスーパーフライ級時代の16年12月、河野公平(ワタナベ)戦以来の日本人との対戦となる。「久々の日本人との戦いですし、(前評判は)割れていると思いますから。井上が勝つ、中谷が勝つ、少なからず両者の声ありますから、まだまだだというところを見せつけたいなと思います」と意気込んだ。サウジでは中谷が井上の元スパーリングパートナー、セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)に苦戦の末に判定勝ちしたが、「あの相手の地味な強さを知ってますから、その相手にフルに戦い抜いたのは彼にとって財産であるし、逆に成長させてしまった一戦だったかなと思います」と分析した。また、中谷戦がスーパーバンタム級の集大成かと問われると「今時点で集大成と考えてます。その先はお楽しみに」と含み笑いで答えた。

 受賞者は以下の通り。

 ▽最優秀選手賞 井上尚弥

 ▽技能賞 井上拓真、中谷潤人

 ▽殊勲賞 堤聖也(角海老宝石)

 ▽努力・敢闘賞 坪井智也(帝拳)

 ▽KO賞 矢吹正道(緑、フェリックス・アルバラード戦)

 ▽新鋭賞 高見亨介(帝拳)

 ▽優秀選手賞※五十音順 井上拓真、井上尚弥、高見亨介、武居由樹、堤聖也、寺地拳四朗、中谷潤人、松本流星、矢吹正道

 ▽年間最高試合(世界戦) 寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

 ▽年間最高試合(世界戦以外) 高見亨介vs川満俊輝(三迫)、齋藤麗王(帝拳)vs渡辺海(ライオンズ)

 ▽女子最優秀選手賞 晝田瑞希(三迫)

 ▽女子年間最高試合 黒木優子(真正)vs鈴木なな子(横浜光)

 ▽最優秀トレーナー賞 井上真吾(大橋)

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