×

堤麗斗がデビュー4連勝!サウジ興行の日本勢“先鋒”で4回TKO勝ち「良い経験になった」 

[ 2025年12月27日 19:36 ]

スーパーフェザー級   堤麗斗(志成)<8回戦>レオバルド・キンタナ(メキシコ) ( 2025年12月27日    サウジアラビア・リヤド ムハマド・アブド・アリーナ )

<スーパーフェザー級8回戦 堤麗斗・レオナルド・キンタナ>4R、キンタナをマットに沈めた堤麗斗(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 アマチュア9冠の堤麗斗(23=志成)がプロ初の8回戦に臨み、レオバルド・キンタナ(23=メキシコ)に4回1分14秒TKO勝ちしてデビューから4連勝を飾った。「NIGHT OF THE SAMURAI」と名称がつけられたサウジ興行で、日本勢の“先鋒”として役割を果たした。

 ジャブからワンツーを狙うサウスポーの堤に対し、キンタナは大きなフックも交えながら手数を多く出してきた。1回途中にはオーソドックスから左構えにスイッチ。距離が縮まって堤のボディーが当たり、ラウンド終盤には左ストレートをヒットさせた。3回からは頭をつけての激しい打ち合いに移行。堤はアッパーを受けて鼻血を出したが、ボディーでキンタナにダメージを与え、4回にフックの連打から右フックでダウンを奪うと、キンタナは立ち上がったもののレフェリーが試合をストップした。

 リング上のインタビューで堤は「プロではこういうタイプは初めて。元々オーソドックスの選手なのにサウスポーで来て、想定ともちょっと違う戦い方で来たので良い経験になった」と試合を振り返った。「スパーリングなどの練習でいろんなタイプとやって、経験させてもらったのが今日は生きたかなと思う」と語り、来年の抱負を問われると「思っていたのとかけ離れた内容だったので、もっと強くならないといけない。来年はさらに自分のレベルを一歩一歩上げていって、そうすれば必然とランキングも上がり、世界への道が近づいてくると思うので、次の試合ではさらに強くなった自分を見せたい」と意気込んだ。

 サウジ興行には兄のWBA世界スーパーフェザー級3位・駿斗(26=志成)も出場予定だったが、練習中に右眼窩(がんか)底を骨折。無念の欠場となり、プロ初の“兄弟共演”はお預けとなった。麗斗は「来年は兄弟でさらにもっと上を目指していくので、兄弟で応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 堤は今年5月にプロデビュー。過去3試合はいずれも米国で、7月のプロ2戦、9月の第3戦はともにKO勝ちしていた。サウジ興行へ向けた米国合宿では、WBCフェザー級暫定王者ブルース・キャリントン(米国)ともスパーリングを実施。「トップ選手とやれたのは良い経験になった」と話し、「世界挑戦はそこで行きたい」とフェザー級で世界を狙っていく方針を示していた。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年12月27日のニュース