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新王者・井上拓真、井岡一翔戦浮上!兄・尚弥より早い“5階級”阻止

[ 2025年11月26日 05:15 ]

世界戦を報じるスポニチ本紙東京版を手に笑顔の井上拓(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングWBC世界バンタム級新王者となった井上拓真(29=大橋)が同級1位・那須川天心(27=帝拳)との王座決定戦勝利から一夜明けた25日、横浜市内の所属ジムで会見した。今後は兄で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・尚弥(32=大橋)が返上したバンタム級4団体王座統一への再挑戦を宣言。日本人初の5階級制覇を目指す井岡一翔(36=志成)らとの対戦も歓迎するなど、難敵との連戦を制して兄に続く偉業達成を目指す。

 天心に初黒星をつけた男として一躍時の人となった拓真。朝からテレビに生出演するなど試合後は一睡もできなかったが、一夜明け会見でも「強敵に勝てたことが一番ホッとしている」と充実感をにじませた。試合後には天心から「一発蹴ってもいいですか?」と冗談交じりに言われたといい「それだけは勘弁してと言った」とやりとりを笑顔で明かした。

 兄・尚弥からは「おめでとう」と言葉をかけられた。今後は偉大な兄が成し遂げたバンタム級4団体統一を目指す。次戦は未定だが、大みそかに同級で再起戦を行う井岡との防衛戦も選択肢に浮上。尚弥と同様に日本人初の世界5階級制覇を狙うレジェンドだが、所属ジムの大橋会長は「尚弥の先に(5階級制覇を)やるのを阻止したい」と代弁した。12年には同ジムでトレーナーを務める八重樫東が敗れた因縁の相手。拓真自身も「盛り上がるカードはやっていきたい」と先輩の敵討ちに前向きだ。

 来年5月に東京ドームで行われる予定の尚弥―中谷戦の前座に出場する可能性もある。元世界2階級制覇王者のエストラダや昨年10月に敗れてWBA王座を奪われた堤聖也らも候補に挙がる。それでも「相手が誰であろうと、また強い井上拓真をつくり上げるだけ」と自信満々。“神童”に勝った今の拓真に怖いものはない。

 ▽井岡―八重樫戦 12年6月に国内初の世界2団体王座統一戦としてWBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦が実現。序盤から互角の戦いで八重樫は試合途中で目を腫らしながらも打撃戦を演じたが、1、2点の小差で井岡が3―0判定勝ちした。

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