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那須川天心 拓真戦へ世界戦仕様の「シン・ボクシング」完成 恒例“ガチスパー”で世界ランカー圧倒

[ 2025年11月12日 16:17 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級王座決定戦   那須川天心(帝拳)《12回戦》井上拓真(大橋) ( 2025年11月24日    トヨタアリーナ東京 )

スパーリングする那須川(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 世界初挑戦が控える、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が12日、都内の所属ジムでWBC世界同級2位・井上拓真(29=大橋)との世界初挑戦に向け、公開練習を実施。「もうすでに仕上がっている。心も体も気持ちも全て整えてきたので、自信を持って戦える」と気合十分に話した。

 公開スパーリングではWBO世界スーパーバンタム級14位で20戦全勝15KOのセレックス・カストロ(25=メキシコ)と2ラウンド手合わせ。拓真陣営の北野良トレーナー、鈴木康弘トレーナー、いとこの井上浩樹が視察する中、恒例となったガチスパーを行うと、スパー中には両手をだらりと下げてノーガードに。2回にはその“隙”を突こうとした相手に強烈な左ボディーストレートを合わせるなど完璧な内容に終始。来日時は「五分五分でやっていた」という相手に何度もロープを背負わせ「何を出せばいいか分からない状況にさせているのが今の究極の部分。こちらから相手を動かす展開が増えた」と自身の成長を感じていた。

 ボクシング8戦目を前に“完全体”に近づいた。2年半で得たボクシングの基本の動きから無駄なものをそぎ落とし「動きも思考も本当にシンプルになってきた。自分の体を誰かが動かしてるんじゃないかみたいな、感覚。そこがしっかりハマれば面白いことが起きる」とニヤリ。これまでの7戦では遠い距離での戦い、足を止めて打ち合うなど異なるスタイルを見せてきたが「これまでの全部を合わせた戦いが今回になる。それを集約したスタイルと言うかシン・ボクシングと言うか、新しいスタイルが出せる」と“世界戦仕様”となった新たなスタイルに自信を示した。

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