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12・17ダブル世界戦 堤聖也「今のドネアに負けることは許されない」 転級の井岡戦も歓迎

[ 2025年11月7日 05:30 ]

WBA世界バンタム級王座統一戦   正規王者 堤聖也 12回戦 ノニト・ドネア 暫定王者 ( 2025年12月17日    両国国技館 )

対戦相手のドネアとサンティアゴの写真の前に立つ堤聖也(左)と高見亨介(撮影・篠原 岳夫)
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 ダブル世界戦の発表会見が6日、都内で行われ、WBA世界バンタム級正規王者の堤と暫定王者ドネアが団体内王座統一戦に臨むことが発表された。世界5階級制覇王者との一戦後は同階級への参戦が決まった井岡一翔(36=志成)との対戦を熱望。レジェンドとの2連戦実現へ、まずはドネア撃破を誓った。

 おなじみとなった赤の高級レザージャケットをまとった堤は、レジェンドとの対戦を前に興奮を隠さなかった。「俺があのドネアとやんの!?話を聞いたときは浮足立ったような感覚だった」

 2月の比嘉戦で初防衛に成功も、左目を手術し休養王者となった。復帰戦は正規王者バルガス(米国)戦が予定されていたが、バルガスの母親が亡くなったため、正規王者に昇格して今回の対戦が実現した。「聞いたのは2カ月前くらい。相手が代わって動揺もあったが、誰もが知るレジェンドと戦えることが光栄。身体的な衰えはあると思うがドネアはドネア」。左フックを武器にフィリピンの閃光(せんこう)と呼ばれ、井上尚弥と2回戦ったレジェンドを警戒しつつも「立場としても絶対勝たないといけない。今のドネアに負けることは許されない」と、正規王者としてのプライドもにじませた。

 他団体との統一戦も見据える。「テレビで見ていた憧れの人。勝てばもっと面白い人生が待っている」と、バンタム級への転級を表明した井岡戦も歓迎。そのためにもドネアには負けられない。既にメキシコでのスパー合宿を行うなど負傷した左目の状態も良好。ドネアに引導を渡すか?と問われると「僕に負けても引退しなそう」とおどけながら「尊敬できる相手に勝って少しでも自信をつけたい」と息巻いた。快勝で世代交代を印象づける。

 ≪ドネア衰えを否定≫ドネアはこの日、オンラインで会見を視聴。堤へ「お互い良い状態で戦いましょう」と健闘を誓い合った。今年6月に負傷判定勝ちで約3年ぶりの世界王者返り咲きを果たしたが、日本では過去に2度、井上尚弥と対戦しともに敗戦。「今回は勝利を飾りたい」と三度目の正直へ意欲を見せた。試合時は43歳だが「むしろまだ(状態は)上がっている。試合をエキサイトする感覚が戻ってきている」と衰えを否定した。

 ≪24日天心VS拓真「拓真有利変わらない」≫堤は今月24日に行われる那須川と井上拓によるWBCバンタム級王座決定戦についても言及。「拓真有利は変わらない。だいぶ私情も入っているが、そうなってほしい」と予想した。高校2年時の全国高校総体準決勝で敗れた同学年のライバルとは昨年10月に“再戦”し、判定勝ちで自身初の世界王座を獲得。拓真がWBC王者となれば統一戦での対戦を希望し「彼が獲ったらやるしかない」と思いを明かした。

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