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“史上最大の敵”アフマダリエフが尚弥に完敗…試合後に健闘を称える抱擁、退場する際に大きな拍手送られる

[ 2025年9月14日 21:02 ]

プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA暫定王者 ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン) ( 2025年9月14日    名古屋・IGアリーナ )

9Rに井上尚弥の右フックを被弾するアフマダリエフ(撮影・椎名 航)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)が、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)を判定3ー0で勝利。、男子史上最多記録を更新する5度目の4団体王座同時防衛を達成。ジョー・ルイスとフロイド・メイウェザー(ともに米国)に並ぶ、歴代1位の世界戦26連勝を飾った。

 MJもモンスターの前に屈した。セミファイナルがまさかの早期決着となったため、アフマダリエフはセミファイナル終了後時点でまだグローブを着用するという段階だった。そのため異例のアフマダリエフの準備待ちという状況が起こった。

 初回から“MJコール”と“尚弥コール”が交差して会場は大きく盛り上がった。その中で5Rには強烈なパンチを被弾しながら“来い来い”とアピール。6Rには尚弥をロープに追い詰める場面もあったが、尚弥の強烈ボディーに動きが止まった。その後は、徐々に技術戦の展開で、差が開いた。終盤も“来い来い”と余裕を見せるアピールもしたが、なかなかパンチを当てることは出来なかった。12R終了後には抱擁して称え合った。判定は2人が110ー118、1人が111ー117の0ー3の判定負けを喫した。

 退場する際にはファンから大きな拍手が送られた。アフマダリエフはその拍手に手を挙げて応じた。

 ウズベキスタン出身で、サウスポーのファイターのアフマダリエフ。パンチが重く、相手に応じてアウトボクシングもインファイトもこなす柔軟性を備える。元WBA&IBF統一同級王者で、23年4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に敗れて王座から陥落。昨年6月、両者にWBAから対戦指令が出されたが、井上が元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー戦を優先させたことで態度を急変。同12月のリカルド・エスピノサ(メキシコ)に3回TKO勝ちしたWBA世界同級暫定王座決定戦後に「なぜ俺を避けている?最強は最強と戦うべきだ!」などと挑発。

 今回の試合に向けて超異例となる試合3週間前の来日。「パンチ力や技術、耐久力や持久力や考える力で、自分が総合的に勝っている」と自信満々のコメントもしていた。

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