×

【ボクシング】KO負け出場停止厳格適用以外は継続審議 2選手死亡事故受けて東日本協会理事会

[ 2025年8月20日 19:26 ]

東日本ボクシング協会理事会の後に会見する(左から)小林会長、柳光健康管理委員長、加山事務局長
Photo By スポニチ

 ボクシングの同一興行で2選手が死亡した事故を受けて8月20日、東日本ボクシング協会が都内で理事会を開催した。

 約3時間半にわたって再発防止策が検討されたが、この日に決まったのは、KO負けした選手は90日間の試合出場停止という日本ボクシングコミッション(JBC)ルールの厳格適用と、KO負けでなくてもダメージが大きいと判断された選手にも適用するということだけだった。これまでは、CTスキャンの検査で脳に異常がなければ60日間で出場停止が解除されていた。ダメージの軽重は、興行に常住することになった協会役員とJBCで判断する。

 計量時と試合時の体重のリカバリー率を10%に制限する案は、現状ではほとんどの選手が階級変更になるという聞き取り結果や、無理にリカバリーしないことで逆に危険が増す可能性が指摘された。そのため、データを収集して時間をかけて検証することになった。

 計量前に急激に水を抜いて減量する「水抜き」についても、データ収集して検証する。尿比重で脱水状態を計測するハイドレーションテストを、計量前、試合前、試合後などに測定すると同時に、他競技のデータなども収集。水抜きの方法、是非も含めて検討する。

 興行時に民間救急車を常駐させる案については、民間救急車は交通法規を守る必要があることから、かえって時間がかかるケースもあるという。搬送先病院の確保などと合わせて、議論を進める。

 その他、CT、MRI検査の導入方法や、廃止されたスタンディングダウン、タオル投入の是非など、JBCと連係しながら継続審議することになった。

続きを表示

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年8月20日のニュース