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【新日入団ウルフ一問一答①】柔道での誇りは「邪魔になってしまう。ゼロの状態から土台を積み上げる」

[ 2025年6月23日 15:20 ]

<ウルフ・アロン新日本プロレス入団会見>ポーズを取るウルフ・アロン(撮影・篠原岳夫)
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 柔道の21年東京五輪男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(29)が23日、都内のホテルで会見し、新日本プロレスに入団することを発表した。同日付で新日と所属契約をかわした。日本の柔道五輪金メダリストのプロレス転向は史上初となる。

 ウルフの主な一問一答は以下の通り。

 ――自身の掲げるプロレスラー像は?
 「まだプロレスラーとして練習を開始している段階なのでしっかり土台をつくってから、どういうプロレスラーになりたいかを考えたい。たくさんの人の心を動かしたプロレスラーに心を打たれた自分もいたので、そういった方向になりたい気持ちは奥底にあるが、まずは自分としての土台をつくりたい。柔道選手としてやってきたので、そうじゃない部分を伸ばしていかなければならない」

 ――五輪金メダリストとして挑戦する覚悟は?
 「僕が五輪で優勝した競技は柔道なので、一回その気持ちは捨てなければならないと感じている。柔道にはプライドを持ってやってきたが、これから始めるのはプロレス。そこに対して柔道金メダリストなんだというプライドを最初に持ってしまっていると僕にとっては邪魔になる。一回そういうものは全て捨てて、まっさらな状態、1でもなくゼロの状態からしっかりと土台を積み上げる。土台を積み上げないと、きれいな建物はつくれても丈夫な建物はつくれないと思っている。丈夫な建物をつくるために一旦、そういう気持ちは全て捨てるようにしたい」

 ――最終的にプロレス挑戦の意思を固めた時期は?
 「大学生の頃からワールドプロレスリングを見ていて、いつかはやりたいと思う気持ちはあったが、まだ東京五輪を目指している段階だったし、その後のパリ五輪もある中でそういう気持ちは一旦自分の中にしまった。パリ五輪が終わった時にしまってあった気持ちが前面に出てきた。その時期に自分の中では決めていた」

 ――新日本プロレスを選んだ理由は?
 「大学生の頃に見ていたワールドプロレスリングが新日本プロレスだったことが一番大きい。プロレスをやるなら新日本でやりたい、それ以外の気持ちはなかった」

 ――創業者のアントニオ猪木さんへの思いは?
 「数々の逸話がある方。まだまだ僕自身は至らない点が多いので、少しでも自分も成長できるように一日一日を大事に生きていきたい」

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