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元BD戦士がボクシングデビュー戦で4回TKO負け 残り1秒で無念レフェリーストップ 新人王で雪辱誓う

[ 2025年3月18日 21:19 ]

プロボクシングミドル級4回戦   佐々木革(八王子中屋)《TKO4回2分59秒》パヴェウ・ナツキ(ワタナベ) ( 2025年3月18日    後楽園ホール )

4回TKO負けし謝罪するナツキ
Photo By スポニチ

 格闘技イベント「ブレイキングダウン(BD)」にポーランドの刺客として出場していた、パヴェウ・ナツキ(30=ワタナベ)がボクシングデビュー戦に臨み、佐々木革(19=八王子中屋、2戦2勝1KO)に4回TKO負け。白星を飾ることはできなかった。

 1メートル84の長身を生かし、1回は左ジャブを軸に戦ったが2回に手数が減り、アジア2冠王者・佐々木尽を兄に持つ革の右フックを浴びて初のダウンを喫した。鼻血をだしながらも意地を見せたが、4回にロープ際で連打を浴び、ラスト1秒で無念のレフェリーストップとなった。

 ほろ苦い初陣となり「根性負け。悔しい。長いラウンドを戦うことは簡単なことではないと分かった。凄くいい経験になった」と大粒の汗を拭った。

 幼少期に合気道や空手や柔術などを経験したナツキは日本の大学に留学するため19年に来日。貿易会社で代表取締役社長を務めながら、22年に「BD」に初出場。昨年11月から本格的にボクシングに取り組み、今年1月のプロテストに合格していた。

 BD出身選手として「あまりいいイメージをもたれないと思う」と本音も口にする。事実、この日対戦した佐々木は「ボクシングを代表して絶対に負けられなかった」と覚悟を口にしていた。ナツキは「これは僕の個人的な挑戦。僕の実力不足で負けた」とBDを背負って戦う難しさを口にしながら「ここからいい試合を見せて周りに恩返ししたい」と所属するワタナベジムに感謝しながら、初勝利を見据えた。

 25年の東日本新人王トーナメントではミドル級に出場予定で、ともに勝ち進めば11月3日(後楽園ホール)の決勝で佐々木と再戦の機会を得る。「日本とポーランドをつなぐこと」を掲げ、ポーランド人初の日本王者を目指す異端児は「トーナメントへのいいモチベーションをもらった。尊敬するボクシングを続けて彼にリベンジしたい」と流ちょうな日本語で雪辱を期していた。

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