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拳四朗が王座統一&2階級複数団体制覇! 12回TKOでユーリ阿久井を下す 井上尚弥に次いで国内2人目

[ 2025年3月13日 21:36 ]

プロボクシング WBC・WBA世界フライ級王座統一戦   WBC王者 寺地拳四朗(BMB)<12回戦>WBA王者 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) ( 2025年3月13日    東京・両国国技館 )

<トリプル世界戦>勝利し笑顔の寺地(撮影・島崎忠彦) 
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 WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗(33=BMB)がWBA同級王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)を12回、1分31秒TKOで下して統一王者となり、ライトフライ級に続き2階級での複数団体王座統一を達成した。

 寺地の左のジャブに対し、ユーリが必殺の右で合わせるなど、主導権争いが続いた。中盤からはお互い距離を詰め、寺地は回転力を上げた。最終12回にはラッシュをかけユーリを追い詰め、最後はレフェリーが割って入った。ジャッジは11ラウンドまで105―104が2人でユーリ、106―103で寺地だった。最終ラウンドだなければどちらに転んでもおかしくない激闘だった。

 日本人同士の団体王座統一戦は12年6月の井岡一翔―八重樫東戦、22年11月の寺地―京口絋人戦に次いで国内3例目。バンタム級、スーパーバンタム級で4団体統一を果たした井上尚弥(大橋)に次ぎ、寺地は国内2人目の複数階級統一王者となった。

 寺地はライトフライ級でWBC王座防衛8度、WBA王座との2団体統一など確固たる地位を築いた。4団体統一へ状況がなかなか整わないこともありフライ級へ進出。昨年10月に転級初戦でWBC王座決定戦に臨み、クリストファー・ロサレス(ニカラグア)を11回TKOで下し2階級制覇を達成した。新たなベルトを巻いた直後の今回、WBA王者ユーリ阿久井との2団体統一戦に臨んだ。

 今年1月に33歳となり「ケガとか治りにくくなっている」などと話すこともある。キャリア終盤が近づき、フライ級だけにこだわらずビッグマッチを求め、スーパーフライ級に進出して前WBA王者の井岡一翔(志成)やWBC王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(米国、帝拳)との対戦に向かう考えもある。統一王者の進路に注目が集まる。

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