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井上尚弥 弟・拓真「過去一の仕上がり」攻撃的な面を「楽しみにして」 村田氏は難敵も「後半が弱いです」

[ 2024年2月24日 18:31 ]

プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing7」 ( 2024年2月24日    東京・両国国技館 )

井上尚弥
Photo By スポニチ

 スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)が24日、初防衛戦となるWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦に臨む弟で同級王者・井上拓真(28=大橋)の状態について語った。

 「Prime Video Presents Live Boxing7」と銘打って行われるトリプル世界戦。そのメインを務める弟・拓真について「本人も言っているように、過去一の仕上がりだと思いますし、試合に近づくにつれてコンディションも上がってきているので、凄く楽しみにしています」と期待を込めた。

 アドバイスについては「本人も攻撃的なボクシングを見せたいと言っているので、その点も踏まえてアドバイスをしました。皆さんにそういった面も楽しみにしてほしい」と語った。

 MC&解説で、ロンドン五輪金メダリストで元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏は、元IBF世界スーパーフライ級王者時代に9度の防衛に成功した難敵・アンカハスについて「後半が弱いです。スタミナがない。総合力で拓真選手が有利だと思います。序盤の強い時間をしっかり乗り越えて、終盤にTKOできれば最高じゃないですかね」と解説。「アンカハスは実績十分ですから、この相手に勝ったら4団体統一への道が大きく開ける」と力を込めて語った。

 尚弥は次戦、5月6日に東京ドームでWBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)と防衛戦を行うことが濃厚。実現すれば90年のタイソン―ダグラス戦以来、34年ぶりの東京ドームボクシング興行に。拓真にとっては兄弟同時世界戦へ、勝負の大一番となる。

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