日本ミニマム級王者・高田勇仁「打ち合う覚悟はできていた」2度目防衛成功 大差判定で森且貴を返り討ち
日本ミニマム級タイトルマッチが27日、東京・後楽園ホールで行われ、WBAミニマム級4位で日本同級王の高田勇仁(25=ライオンズ)が日本ミニマム級ユース王者で同級2位の森且貴(23=大橋)を3―0判定で下し2度目の防衛に成功した。
立ち上がりから力強いパンチを打ち込み、上下に的確なパンチを打ち分けながら6回には右アッパーでダウンを演出。ドラムミット打ちで強化したパンチ力を随所で生かしながら、大差判定勝利で昨年11月に5回TKO勝ちした森を返り討ちにし「森選手は気持ちが強かったが打ち合う覚悟はできていたので迎え撃ってねじ伏せようと思った。勝ててよかった」と大粒の汗を拭った。
終盤は足を止めての打ち合いを演出。それでも「倒そうとする気持ちが強すぎて焦ってしまった。力んでしまったことが反省点です」とKO勝利を逃したこと悔やんだ。
次戦は防衛戦に臨む意向だが、その後の世界戦も見据え「チャンスがあるなら挑戦したい。もっと強くなるために練習する必要がある」と気を引き締めた。
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