那須川天心の4・8デビュー戦は“セミセミ”　メインは拳四朗、セミは拓真の王座決定戦

那須川天心（撮影・篠原岳夫）
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　プライム・ビデオは4日、8日に東京・有明アリーナで開催する「Prime　Video　Presents　Live　Boxing」第4弾の試合順を発表した。プロボクシングデビューを迎える“神童”那須川天心（23＝帝拳）―日本バンタム級2位・与那覇勇気（32＝真正）は“セミセミ”で、当日午後6時15分頃から配信開始となる。セミファイナルはWBA世界バンタム級王座決定戦の同級2位・井上拓真（27＝大橋）―同級3位リボリオ・ソリス（41＝ベネズエラ）で、午後7時頃から、メインはWBC＆WBA統一世界ライトフライ級タイトルマッチの統一王者・寺地拳四朗（31＝BMB）―WBA世界フライ級2位アンソニー・オラスクアガ（24＝米国）で、午後8時10分頃からとなる。

　興行の配信開始は午後4時からで、最初がIBF世界フェザー級挑戦者決定戦の同級2位キコ・マルチネス（36＝スペイン）―同級3位・阿部麗也（29＝KG大和）、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチの王者・佐々木尽（21＝八王子中屋）―小原佳太（36＝三迫）の順に配信される。

　また、解説は元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏、元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏が務め、3月28日に現役引退を発表した元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏がゲスト出演する。村田氏は「まず私事で恐縮ですが、先日引退を発表させていただきました。現役最後の試合となったゴロフキン選手との試合はPrime　Videoで配信いただいたことで多くの方に見ていただきました。今回も『Prime　Video　Presents　Live　Boxing』に出演できてうれしいです。心機一転して、ボクシングの魅力を皆様にお伝えできればと思っています。那須川選手のデビュー戦は、いきなり日本ランク2位の与那覇選手という強豪です。簡単な試合にはならないと思います。寺地選手も直前の対戦相手変更で、アメリカ代表のトップアマからプロ転向したWBA世界フライ級2位のオラスクアガ選手になりました。ともに一撃必殺の決め手を持つ両者、スリリングなKO決着を予感させる質の高いカードです。その他の試合も激闘必至です。皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします！」とコメントした。