平岡　世界挑戦へ圧巻V4！8連続KO勝利「狙っていた通りのフィニッシュ」

WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ12回戦   〇王者　平岡アンディ《8回2分6秒TKO》同級3位　ジュン・ミンホ● （ 2022年12月13日    有明アリーナ ）

6回、ジュン・ミンホ（右）と打ち合う平岡（撮影・島崎　忠彦）
Photo By スポニチ

　WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者・平岡アンディ（26＝大橋）が8連続KO勝利で4度目の防衛に成功した。1階級上のウエルター級WBCアジア・シルバー王者でもあるジュン・ミンホ（29＝韓国）を圧倒。8回に父ジャスティス・トレーナーからゴーサインが出されると、一気に仕留め、「自分から組み立てるスタイルで、相手が疲れてきたらKOしたいという気持ちで戦った。狙っていた通りのフィニッシュ」と胸を張った。

　19年秋に同門の井上尚弥と同じ米トップランク社と契約し、米ラスベガスで2試合連続KO勝ちした。その後はコロナ禍で海外での試合は実現していないが、今年は4勝4KOと充実。現在、IBF世界9位にランクされており、来年の世界挑戦が目標だ。

　平岡は「井上尚弥選手と一緒に仲間として練習してきて自分もモチベーション上がっているので、早く海外で試合をしたい。3月か4月にやれたら」と意気込んだ。