寺地拳四朗 2団体王座統一戦“伝説の5ラウンド”に苦笑い「見栄え悪かった。効いたというより疲れた」
プロボクシングのWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)が25日までに更新されたボクシングの元世界王者の渡嘉敷勝男氏(61)、竹原慎二氏(50)、畑山隆則氏(46)のYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」にゲスト出演。1日に10年ぶり2度目となる日本人同士の2団体王座統一戦なったWBAスーパー王者・京口紘人の試合を振り返る場面があった。
勝負を分けた5ラウンド。先に寺地が右ストレートでダウンを奪った。しかし京口も盛り返してラウンド終了間際にラッシュ。ダウンを奪い返すことはできなかったものの、両者が激しい打ち合いを繰り広げた。ネットでは「伝説になる第5ラウンド」「5ラウンドは年間最高ラウンド」などの大興奮の声があがった。
渡嘉敷氏から5ラウンドのダウンを奪った後について聞かれた寺地は「あれは打ち疲れの方が大きいですね…」と苦笑い。「効いたというより疲れましたね。見栄えは悪かったですね。効いてると思われても仕方ないですよね」と反省した。
つづく6ラウンドは距離を取って回復重視で戦っていたことを明かし、「6ラウンドにこられたら嫌でしたね。多分、足を使って逃げ切れたとは思います」と話した。
試合は寺地が7回にも右ストレートでダウンを奪い、レフェリーが試合を止めて2団体統一王者となった。「5ラウンドで倒しにいったらダメだったので、倒しにいくよりワンツーを当てにいく感じでしたね。フィニッシュはタイミングでしたね」とフィニッシュシーンを語った。
畑山氏が「KOパンチって狙っていくと力が入ってなかなかいい感じにスコンと抜けないですよね」と話すと寺地も同意して「これは何回もやって学んでるんですけど、試合になると忘れちゃうんですよね」と笑みをこぼした。
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