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大みそか井岡VSフランコ統一戦の前座発表 堤駿斗がプロ2戦目でアポリナルと対戦

[ 2022年11月25日 11:14 ]

井岡一翔(中)とラスベガス合宿中の堤駿斗(左)。右は森武蔵(志成ジム提供)
Photo By 提供写真

 ボクシングの志成ジムは25日、大みそかに東京・大田区総合体育館で開催する世界スーパーフライ級王座統一戦、WBO王者・井岡一翔(33=志成)―WBA王者ジョシュア・フランコ(27=米国)のアンダーカードを一部発表した。アマ13冠で今年7月にデビューした堤駿斗(23=志成、1勝)がペテ・アポリナル(27=フィリピン、16勝10KO3敗)を相手にプロ2戦目となるフェザー級8回戦に臨む。また、日本スーパーバンタム級8位の大湾硫斗(24=志成、9勝6KO1敗)がスックプラサード・ポンピタック(タイ、28勝20KO12敗)と同級8回戦を、7月にプロデビューした元自衛官の伊藤沙月(31=志成、1勝)がワッサナ・カームデー(34=タイ、6勝5KO7敗)とスーパーフライ級6回戦を、それぞれ戦う。試合のもようは当日、Paraviにて配信される予定。 

 堤はジム先輩の井岡、元WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の森武蔵(22=志成)とともに米ネバダ州ラスベガスで強化合宿中。8月に武居由樹(26=大橋)に5回TKO負けした前東洋太平洋スーパーバンタム級王者アポリナルについて「カウンターがうまくて、なおかつパワフルなボクサーファイター。名のある選手とやれることは本当にうれしく思います。実力のある選手との試合が決まることで、それまでの過程やモチベーションが自分の成長に大きくつながると思っています」とコメント。ラスベガス合宿を「(トレーナーの)イスマエル・サラスさんの下でトレーニングをさせてもらっていて、世界レベルの技術やテクニックを学ばせてもらってます。また、スパーリング相手のレベルも高い選手ばかりなので、とても充実しています」と説明し、「デビュー戦から強くなったところを見せたいですし、インパクトのある勝ち方で勝ちたいと思います」と話した。

 ▼大湾硫斗 ベテランで、攻めてくる選手だと思います。良い内容で勝ちまして来年にはタイトルマッチをやりたいと思います

 ▼伊藤沙月 動きが読みにくいタイプだと思うので、それを出される前に先手で戦っていきたいです。プロ2戦目は階級を1つ下げ、スーパーフライで戦います。前回よりもスピードやインパクトをつけて、次は勝ち方にこだわります。

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2022年11月25日のニュース