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36歳の日本スーパーフライ級王者・中川健太が地元の墨田区役所を表敬訪問 8・9初防衛を誓う

[ 2022年6月27日 11:19 ]

墨田区の山本亨区長(右から2人目)を表敬訪問した(左から)三迫貴志会長、中川健太、DANGANの古沢将太代表
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 ボクシングの日本スーパーフライ級王者・中川健太(36=三迫)が27日、地元の東京・墨田区役所を表敬訪問し、山本亨区長に3度目の日本王座奪取を報告した。同区八広生まれ、現在は押上在住で、ロードワークも錦糸公園で行っているという中川は8月9日に後楽園ホールで同級1位・梶颯(24=帝拳)との初防衛戦を予定。「初防衛戦をクリアして、アジアタイトルを足がかりに世界王者を目標に頑張っている」と国内最年長記録での世界王座奪取を目標に掲げた。

 中川は20年12月にWBOアジア・パシフィック同級王者の福永亮次(35=角海老宝石)に敗れて2度目の日本王座から陥落したが、今年4月の王座決定戦で久高寛之(37=仲里)に判定勝ちして王座返り咲き。山本区長は中川を「若く見える。36歳には見えない」と表現し、ボクシング通らしく39歳のノニト・ドネア(フィリピン)や40歳のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)らベテランボクサーの活躍に言及。「ぜひ防衛してもらって次のステージへ向かってほしい。墨田区としても応援している」と激励した。三迫ジムの三迫貴志会長から「墨田区総合体育館で凱旋防衛戦ができれば」と今後の構想を明かされた中川は「ぜひやりたい」と目を輝かせた。

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