東京五輪金メダルの入江が今年初戦に判定勝ちで決勝進出 U―22アジア選手権
ボクシングのU―22(22歳以下)アジア選手権は27日、ウズベキスタンのタシケントで行われ、女子フェザー級1回戦(準決勝)で東京五輪同級金メダリストの入江聖奈(21=日体大)が地元のウズベキスタン選手に判定勝ちし、29日の決勝へ進出した。
22年初戦が国際大会となった入江は1回、持ち味の左ジャブや相手の打ち終わりを狙った右ストレートをヒットさせ、採点5―0で先取。2回以降は手数の多い相手の圧力を受けて採点が割れたが、3回に左ボディーを当てるなど粘り強く戦い、判定を4―1(30―27が1人、29―28が3人、28―29が1人)でモノにした。
試合は当初26日に予定されていたが、ウズベキスタンなど中央アジア諸国が大規模停電に見舞われた影響で日程が変更されていた。日本選手団は26日に選手2人、スタッフ2人の計4人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したが、感染防止対策を継続した上で大会ルールに従い、大会に参加している。
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