京口紘人VSベルムデス 王座統一戦の入札中止 WBA「京口が負傷からの回復過程」
世界ボクシング協会(WBA)は26日(日本時間27日)、WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)と同正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)の王座統一戦の興行権の入札を中止すると発表した。入札は28日(同29日)にオンラインで実施される予定だった。WBAは入札中止の理由を「京口が負傷からの回復過程にあり、指令を果たすことができないため」としている。
世界王者を各階級1人にする方針でタイトル削減を進めるWBAは、両陣営に対して、これまでに3度、対戦交渉するよう指示。昨年11月に両陣営が合意したとして入札は中止されたが、まだWBAに契約書が提出されておらず、再び入札が設定されていた。
WBAはベルムデスと前WBA世界同級王者で、同級8位のカルロス・カニサレス(28=ベネズエラ)の再戦を承認し、勝者に次戦で京口との王座統一戦を義務付けた。
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