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拳四朗 30歳誕生日に3カ月半ぶりジムワーク再始動、まずは王座奪還「そこがスタート」

[ 2022年1月7日 05:30 ]

30歳の誕生日を迎えた寺地拳四朗はバースデーケーキを手に笑顔
Photo By スポニチ

 プロボクシング前WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(30=BMB)が6日、東京の拠点とする三迫ジムで約3カ月半ぶりにジムワークを再開し、改めて王座返り咲きを誓った。

 昨年9月のV9戦で矢吹正道(緑)に敗れ、連続防衛記録も途切れた。寺地は「濃厚な一年だった。いろいろな経験ができて成長できた一年。また、頑張ろうという気持ちにもなれた」と前向きに振り返り、「まずはベルトを取り戻すこと。そこがスタート」と新年の誓いを立てた。

 11月の現役続行表明後、年内は大阪で篠原茂清トレーナーの指導下で基礎体力づくりに専念。再始動と30歳の誕生日が重なった寺地は「30歳かあ。重いなあ」と苦笑いしつつ、「ボクシングスタイルは変わらないだろうけど、人として大人になれたら」と抱負を口にした。10日から再び大阪でトレーニングを1週間行い、その後に実戦練習を開始する予定。矢吹陣営とは春に再戦することで合意しており、第2章に向けて動きだした。

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2022年1月7日のニュース