×

東日本ボクシング協会、12月末でプロモーターへの補助終了 試合管理行う準備委員会立ち上げも報告

[ 2021年12月16日 17:33 ]

 ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は16日、定例理事会を開き、コロナ禍による興業開催時の制限が緩和されたことに伴い、プロモーターへの補助金支給を12月末で終了とすることなどを決議した。

 昨年7月の興業再開後、観客数は収容人数の50%に制限され、選手の試合前日の指定場所での隔離なども義務づけられた。同協会は東京・後楽園ホールで興業を開催するプロモーターに対し、出場選手1人あたり2万円を支給していたが、後楽園ホールが12月からほぼ100%の入場を認め、隔離も自主隔離に変更されたことを受け、補助金を12月末で終了。プロモーターフィーの減額措置も同じく12月末で終了するとした。

 なお、今月9日に開かれた日本プロボクシング協会(JPBA)の臨時理事会で日本ボクシングコミッション(JBC)への新たな対応が決議されたことも報告された。新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)によると、(1)1月から試合承認料などをJPBAと各地区協会で一時預かりとすることは保留するが、JBCのガバナンス体制の不備、財政の悪化を招いた責任を追及し、浦谷信彰執行理事の辞職を引き続き求める(2)浦谷執行理事の試合会場への立ち入り禁止し(3)JBCの財政悪化による存続リスクに備え、試合管理を行える体制作りのため、JPBAに準備委員会を立ち上げる…の3点が決議されたという。

 JBCからは前回の要望書に対する回答が6日にあり、その内容への対応だという。JBCの回答については公表しなかった。

続きを表示

2021年12月16日のニュース