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朝倉海 バンタム級T制覇へ「最高の仕上がり」 来年は海外挑戦も視野

[ 2021年12月16日 16:37 ]

練習を公開する朝倉海(提供 RIZIN FF)
Photo By 提供写真

 大みそか「RIZIN33」(さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉海(トライフォース赤坂)が16日、練習を公開し、バンタム級トーナメントへ向け順調な仕上がりをアピールした。朝倉海はミット打ちでは軽快な身のこなしから力強いキックも披露。9月の2回戦で右手の親指付け根を骨折したが「1カ月前に完治して、最高の仕上がり。ケガをした時に下半身の強化も含めて(蹴りを)練習をしていたので、かなり強くなっている手応えがあります」と自信満々だ。

 トーナメントは準決勝で瀧澤謙太(フリー)と対戦。勝てば同日の決勝に駒を進める。優勝するには1日2試合を戦い抜く過酷な闘いにも「スパーの数を増やして、走り込みをいつも以上にやってきました」と問題なしを強調。走り込みも積極的に取り入れ「スパーリングで、スタミナがついている実感と瞬発力が上がっていることが分かる」と成果を口にした。

 ライブで観戦したファンから今年を漢字1文字で表すとしたら、と問われ「挑」と答えた朝倉海。来年は海外進出も視野に入れていることも明かすが、まずは元王者として1年にわたったトーナメントを締めくくりたい。「今回は勝ちにこだわっている。体がぼろぼろになってもいい。絶対に勝ちたい」と宣言した。

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2021年12月16日のニュース