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井岡一翔、10回目の“大みそか決戦”が復活!アジア2冠王者・福永亮次とV4戦

[ 2021年12月16日 14:22 ]

井岡一翔
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 プロボクシングの志成ジムは16日、所属するWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32)が今月31日に東京・大田区総合体育館で同級6位・福永亮次(35=角海老宝石)と4度目の防衛戦を行うと発表した。

 当初、井岡は大みそかにIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)と王座統一戦を行う計画だったが、政府が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の海外での拡大を受け、外国人の新規入国を禁止したため、来日が難しい状況となり、中止が発表されていた。井岡が大みそかに試合を行うのは通算10回目となる。

 福永は25歳でボクシングを始め、2013年のプロデビュー戦は判定負けだったが、16年全日本スーパーフライ級新人王に輝き、昨年2月にWBOアジアパシフィック同級王座を獲得。同12月には東洋太平洋&日本同級王座も獲得し、アジア3冠王者となった。現在は東洋太平洋王座を返上して2冠だが、WBO6位を筆頭に主要4団体すべてで世界ランク入り。その容姿とファイトスタイルから「リトルパッキャオ」の異名を持つ。

 井岡陣営はアンカハス陣営と新たな日程での対戦に向けて交渉を続けていたが、アンカハス側が1月に1試合はさむ意向を示したため、井岡も大みそかに試合を行う方針を固め、対戦相手としてアンカハスと同じサウスポーで、世界ランク入りしている福永に白羽の矢を立てた。福永は1月15日に中村祐斗(24=市野)と対戦予定だったが、以前から世界挑戦を希望しており、井岡陣営のオファーを受諾。調整を2週間早めて大一番に臨むことになった。

 チケットは17日に午前10時から販売を開始する。券種は6種あり、VIP席10万円、RS席7万円、S指定席5万円、スタンドS指定席3万円、同A指定席1万円、同B指定席7000円とななっている。問い合わせはトラロックエンターテインメント(03-6820-9313)へ。

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