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アンカハス 1月にV10戦予定も井岡一翔との統一戦実現に前向き「神には、より良いプランがあるのかも」

[ 2021年12月16日 15:22 ]

WBO王者井岡一翔との統一戦実現に前向きな姿勢を示したIBF王者ジェルウィン・アンカハス(撮影:杉浦大介通信員)
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 大みそかに予定されていたプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)との統一戦が中止となったIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)は1月に米国で10度目の防衛戦を行うことを計画している。

 対戦相手は未定だが、メキシコ人ランカーが候補に挙がっているという。アンカハスが契約を結ぶMPプロモーションズのショーン・ギボンズ代表によると、試合はプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)傘下の興行になる予定。「1月に防衛戦を消化すれば、4月か5月には井岡戦のために来日する準備は整う」と見通しを語っている。

 アンカハスは、本来なら日本に出発するはずだった11日(日本時間12日)、米カリフォルニア州カーソンで行われたWBC世界バンタム級王座統一戦の会場に姿を見せ、井岡戦が中止になったことに言及。「残念だった。重要な機会だったので本当に悲しかった」と話し、「ただ、神には私たちのために、より良いプランがあるのかもしれない。まだ実現の機会はあるはずだ」と、井岡との統一戦に前向きな姿勢を示した。

 IBF王座を9度防衛中の安定王者は「世界王者になったあと、統一戦は常に頭にあった」とし、「統一戦が実現すれば良い試合になるだろう。統一戦は私の夢でもある。井岡は良い選手だから、自分のレベルを試したい」と意気込みを語っていた。

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2021年12月16日のニュース