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井上岳志が豪州へ出発 2度目の世界挑戦へチューと大一番「勝つことだけ考えている」

[ 2021年11月7日 18:40 ]

オーストラリアに向け、羽田空港を出発する井上岳志
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 プロボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級王者・井上岳志(31=ワールドスポーツ)が7日、オーストラリアへの出発前の羽田空港で取材に応じ、WBO世界同級1位ティム・チュー(27=オーストラリア)との対戦に向けて意気込みなどを語った。井上は17日にシドニーでチューの保持するWBOグローバル王座を懸けて戦う。

 チューは元スーパーライト級統一王者で、殿堂入りもしているコンスタンチン・チューを父に持ち、デビューから19連勝中。WBO世界スーパーウエルター王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)への指名挑戦権を持っている期待のホープ。ワールドスポーツジムの斉田竜也会長は今回の戦いを「井上が指名挑戦権を奪う戦い」と位置付けており、勝てば、19年1月以来2度目の世界挑戦に大きく近づく。井上は「自分の人生において世界戦ぐらい重要だし、そのぐらいの相手。この試合に勝つことだけ考えている」と気合十分だ。

 前日6日に8ラウンドのスパーリングを行い、国内での調整を打ち上げ。「減量期でもスタミナに余裕があったので、コンディションは良いと思う。思い切りいける」と好調をアピール。前週には12ラウンドのスパーを行うなどトータル約100ラウンドのスパーを消化し、減量も残り5キロ程度で、現地では同行する東洋太平洋&日本ミドル級王者・竹迫登司とのマスボクシングなどで総仕上げをする計画だ。

 前回の世界挑戦はハイメ・ムンギア(メキシコ)に判定負けも執拗に接近する“ジョロウグモ”と名付けた体を密着させて相手のスタミナを奪う作戦でムンギアを苦しめた。この2年10カ月で取り組んできたのは「ボクシングの幅を広げること」。今回は善戦に終わらせるつもりはない。井上は「接近戦でも中間距離の戦いでも、どっちでも対応できる練習をしてきた。相手を混乱させる能力は上がっているので、良いパンチを当てられると思う」と自信を示した。

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