栗原慶太が王座返り咲き！中嶋一輝に3回TKO勝ち「最高にうれしい」

＜東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ＞中嶋一輝を3回TKOで下し、9カ月ぶりに王座返り咲きを果たした栗原慶太
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　プロボクシングの東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、元王者で同級2位の栗原慶太（28＝一力）が王者・中嶋一輝（28＝大橋）に3回52秒TKO勝ちし、王座返り咲きを果たした。初防衛に失敗して中嶋は12戦目でプロ初黒星となった。

　立ち上がりこそ両者ともに慎重に入ったが、徐々に距離が縮まる。初回に中嶋が左ストレートをヒットさせれば、2回には栗原が左フックで浴びせる。3回、栗原は強烈な右フックでダウンを奪うと、立ち上がった中嶋に連打を浴びせ、最後は右フックで仕留めた。

　栗原は1月に中嶋の同門で元WBO世界バンタム級暫定王者の井上拓真（大橋）に敗れて王座から陥落。9カ月ぶりの再起戦でベルトを取り戻した栗原は「最高にうれしいです」と満面の笑み。客席で見守った家族に「父ちゃん獲ったぞ！パパ獲ったぞ！」叫び、喜びを爆発させた。