平岡アンディ、11回TKO勝ちで2冠獲得 世界王者実現なら関根勤と再共演も!?
プロボクシングのWBOアジアパシフィック&日本スーパーライト級王座決定戦12回戦は19日、後楽園ホールで行われ、WBOアジアパシフィック同級2位で日本同級1位の平岡アンディ(25=大橋)がアジアパシフィック同級3位で日本同級2位の佐々木尽(20=八王子中屋)に11回TKO勝ちし、両タイトルの新王者となった。
前日計量で佐々木が1.8キロ超過したため、試合は平岡が勝てば両タイトルの新王者、佐々木が勝った場合には両王座とも空位となる変則マッチ。序盤から佐々木は鋭い踏み込みで左右のフックを振ってきたが、平岡は軽快なフットワークでさばき、佐々木の挑発にも冷静に対処。右ジャブから多彩なコンビネーションで的確にパンチをヒットさせ、中盤はボディ攻撃で佐々木のスタミナを削った。
7回に連打で最初のダウンを奪うと、立ち上がった佐々木に左アッパーから返しの右フックを浴びせてダウンを追加。迎えた11回、右アッパーがで3度目のダウンを奪う。佐々木は何とか立ち上がったものの、レフェリーは試合を止めた。
平岡は4歳でボクシングを始め、小学時代にはTBS系「さんまのSUPERからくりTV」に出演。この日は当時、番組で共演したタレントの関根勤(68)がライブ配信のゲスト解説として会場で試合を見守った。「親戚のおじさんみないな気持ちで試合を見ていた」という関根は「素晴らしかったね。攻防が一体化していたし、冷静だった。チャンピオンに相応しい試合内容」と大絶賛。「気弱で、泣き虫なアンディ少年はどこにもいなかったよ」と称えた。
平岡は「気弱な少年で終わりたくなかった。KO勝ちを見せられて良かった」と笑顔。「世界王者になったら、また共演したい」と希望すると、関根は「さんまのSUPERからくりTVリボーンをやりましょう。世界王者になったら特別枠とれるでしょ」とノリノリだった。
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