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【RISE】那須川天心の弟・龍心が判定勝利!来春プロデビュー予定のホープが“天心超え”誓う

[ 2021年9月23日 15:28 ]

<RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA>オープニングファイトで山崎天輔(左)に判定で勝利する那須川龍心(撮影・会津 智海)
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 キックボクシングの「RISEワールドシリーズ2021 YOKOHAMA」は23日、横浜市のぴあアリーナMMで開催され、那須川天心(ARGET/Cygames)の弟・龍心(15=TEAM TEPPEN)がオープニングファイトに登場。山崎天輔(15=真門team sol)と55キロ契約2分2Rで対戦し、3―0(20―19×3)で判定勝ちした。

 身長が10センチ高い山崎に押されるシーンもあったが、激しい打ち合いの中で右ストレートや左フックをヒット。「狙っていた」というハイキックを入れる場面もあり、僅差ながらも勝利につなげた。「まだまだ直すところがたくさん」と反省したが、「案外、緊張しなくて、アマチュアの大会の方が緊張したぐらい。こういう大きな舞台の方がすごい楽しくできました」と強心臓ぶりも発揮。兄・天心同様にプロを目指す15歳は「天心が高校生デビューしているんで、僕も高校生デビューしたい。そこは目指している」と明言。天心は来年3月にボクシング転向を表明しており、希望していた兄弟対決は実現しそうにないが、「(天心が格闘技に)戻ってきた時にはやりたい。もし、戻ってきたら」と諦めてはいない。

 天心のボクシング転向後のキック界を背負う存在も期待される。「天心が一番強いので、そこを超えないと意味がないので、そこを目指している。注目されると思うけど、那須川という名前だけじゃ嫌なので、ちゃんと実力をつけて“天心じゃないぞ”というのを見せたい」と意気込んだ。

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