矢吹正道、拳四朗破り世界王座!「勝っても負けても引退するつもりでした」今後は「改めて考える」

[ 2021年9月22日 19:24 ]

<WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ>第10R、寺地拳四朗を破って新王者に輝き、ガッツポーズをする矢吹正道(撮影・坂田 高浩)
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 プロボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は22日、京都市体育館で行われ、挑戦者で同級1位の矢吹正道(29=緑)が王者・寺地拳四朗(29=BMB)に10回TKO勝ちし、プロ16戦目で世界王座を獲得した。寺地は連続防衛が8でストップ。具志堅用高の持つ13連続防衛の記録更新の夢は断たれた。

 矢吹は17歳の時に長女・夢月(ゆづき)さんが生まれ、現在は妻・恭子さん、長男・克羽(かつば)君の3人を養う一家の大黒柱。プロ16戦目、世界初挑戦の試合で家族の思いを背負って戦い、念願の世界ベルトを手に入れた。

 試合後のインタビューは以下の通り。

――今の率直な心境は。
 「途中、ちょっと諦めてしまおうかとと思ったけど、セコンドの声と(観客の)皆さんの応援のおかげで最後まで頑張ることができました。この試合で死んでもいいと思っていたので、トランクスに子供の名前を入れ、遺言みたいな、形見みたいな感じで、ほんと、死んだろうと思ってたんですけどね、生きて勝つことができました。ほんと、皆さんのおかげで世界チャンピオンになることができました。ありがとうございます」

――家族には、どう伝える。
 「見ての通り、オレが世界一の男やで!」

――拳四朗の印象は。
 「正直、自分も相当練習しましたし、申し訳ないけど、拳四朗選手は想定内の選手でした。でも、自分がここまで頑張れるとは思わなかった。拳四朗選手も絶好調ではないかもしれないけど、また機会があれば、絶好調同士でやりたいです」

――今後の目標は。
 「正直、この試合が終わったら、勝っても負けても引退するつもりでした。でも、勝ってしまったので、また改めて考えます。本当は引退するつもりでした」

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