矢吹正道が新王者!10回TKO コロナ感染から復帰の拳四朗V9ならず…

[ 2021年9月22日 18:59 ]

<WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ>第10R、寺地拳四朗(左)を破って新王者に輝き、ガッツポーズをする矢吹正道(撮影・坂田 高浩)
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 プロボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は22日、京都市体育館で行われ、挑戦者で同級1位の矢吹正道(29=緑)が王者・寺地拳四朗(29=BMB)に10回TKO勝ちし、プロ16戦目で世界王座を獲得した。寺地は連続防衛が8でストップ。具志堅用高の持つ13連続防衛の記録更新の夢は断たれた。

 人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウが名前の由来となっている寺地と、ボクシング漫画「あしたのジョー」の矢吹丈からリングネームをつけた矢吹の“漫画ヒーロー対決”は、今月10日に開催される予定だったが、寺地が新型コロナウイルスに感染したため、この日に延期されていた。

 矢吹が本格的に競技に取り組んだのは中3から。四郷高(三重)ではフライ級で東海大会優勝2回と、全国的に目立つ実績はなかったが、16年3月にプロデビューすると、西日本フライ新人王に輝き、昨年7月に日本ライトフライ級王座を獲得した。

 17歳の時に長女・夢月(ゆづき)さんが生まれ、現在は妻・恭子さん、長男・克羽(かつば)君の3人を養う一家の大黒柱。プロ16戦目、世界初挑戦の矢吹は家族の思いを背負って戦い、念願の世界ベルトを手に入れた。

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