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カシメロは“元サヤ”で8・14リゴンドー戦 井上尚弥の次戦の相手は?

[ 2021年7月4日 17:25 ]

WBO王者のカシメロ
Photo By スポニチ

 米ボクシング専門メディアの「ボクシング・シーン」は3日(日本時間4日)、WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)が当初の予定どおり、8月14日(日本時間15日)にWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)と対戦すると報じた。カシメロが所属するMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏が明らかにしたという。会場はカリフォルニア州カーソンとしている。

 元々、8月14日の対戦カードはカシメロ―リゴンドーと発表されていたが、WBA&IBF世界同級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が米ラスベガスで防衛戦を行った6月19日(同20日)に、WBC王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)がリゴンドーに代わってカシメロと対戦すると発表。勝者が井上と4団体統一戦を行う流れで話が進んでいた。

 しかし、ドネアはカシメロ陣営のVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)への書類提出が5日間遅れたことやSNSでの家族への中傷などを理由に、試合のキャンセルを発表した。4団体統一の実現に向け、この試合の勝者を待つ構えだった井上は、自身のSNSで「一本ずつ取りに行くか。。まだバンタム級でもやれそうだしちょうどいい」と投稿。今後はドネアとの再戦、カシメロ―リゴンドーの勝者との対戦を目指すことになりそうだ。

 イベントを主催するプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)は、正式にはドネア―カシメロのカードは発表しておらず、公式サイトのスケジュールは1度もカシメロ―リゴンドーから変更されていない。

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2021年7月4日のニュース