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新旧世界王者も中谷正義VSロマチェンコに熱視線 村田諒太「偉大さを伝えてほしい」

[ 2021年6月26日 17:29 ]

<ライト級12回戦>前日計量をクリアしたワシル・ロマチェンコ(左)と中谷正義(帝拳ジム提供)
Photo By 提供写真

 日本ボクシング史に残るビッグマッチのゴングが鳴る瞬間が近づいている。東洋太平洋ライト級王座を11度防衛した現WBOインターコンチネンタル同級王者・中谷正義(32=帝拳)が26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスでワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)と対戦する。

 08年北京、12年ロンドン五輪を連覇したロマチェンコはアマ396勝1敗という驚異的な戦績を残し、2014年6月にプロ3戦目で世界王座を獲得すると、18年5月には史上最速となるプロ12戦目で世界3階級制覇を達成。米国で最も歴史と権威のある専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)でも長く最強の地位に君臨した。ノンタイトル戦とはいえ、世界的スーパースターと日本人ボクサーが対戦するとあって、国内の新旧世界王者らも熱視線を送り、YouTubeチャンネルで試合展望について熱いトークを繰り広げている。

 中谷と同じ帝拳ジムに所属するWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35)は自身の公式YouTubeチャンネルで中谷と対談。その中でライト級という歴史ある階級の価値を力説。「伝統の階級でも最強とも言える選手との対戦。この試合の偉大さをもうちょっと伝えてほしい」と訴えた。

 中谷と同じ大阪出身のWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)は「実力を示して、この試合にこぎ着けたのはすごい」と中谷を絶賛。「7:3で不利だけど、KO負けはない」と予想し、「夢をみさせてくれるマッチメーク。めっちゃ応援したい」とエールを送った。

 WBA世界スーパーフェザー級王座を11度防衛した内山高志氏(41)は「面白いのは身長差」と指摘。中谷が1メートル82、ロマチェンコが1メートル70で、その差は12センチあることから「ロマチェンコはやりにくいはず。ものすごく応援したいし、中谷選手は伸び盛りだから」と期待した。

 元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏(60)は「日本ではモンスターの井上(尚弥)君が有名だけど、世界的にはまだロマチェンコの方が上」とした上で、「中谷君は長身だけど、精神力が強くてインファイトにも強い。最近の日本にはいない選手」とほめ、「ロマチェンコが復帰戦の相手に中谷君を選んだのは私的には大失敗だと思います」と言い切った。

 一方、元世界2階級制覇王者の井岡弘樹氏(52)は「中谷はハートの強い選手なので1ラウンドから行くと思う」としつつ、「2~3ラウンドには厳しい展開になる。5、6ラウンドにはロマチェンコの手が上がっているのでは」と苦戦を予想した。

 中谷VSロマチェンコは日本時間27日午前11時からWOWOWプライムで生中継される。

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