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木村蓮太朗「勝つ自信しかない」 井上尚弥と42ラウンドのスパーで手応え

[ 2021年6月9日 18:35 ]

前日計量をクリアし、オンラインで取材に応じた木村蓮太朗
Photo By スポニチ

 プロボクシング興行「ダイヤモンドグローブ」(10日、後楽園ホール)の前日計量が9日、東京都内の病院で行われ、セミファイナルのフェザー級6回戦に出場する木村蓮太朗(23=駿河男児)はリミット(57.1)キロを100グラム下回る57.0キロ、福永輝(22=沖縄ワールドリング)は200グラムアンダーの56.9キロでパスした。

 東洋大ボクシング部主将を務め、個人でもアマチュア3冠の実績を持つ木村は、ここまで3戦3勝(3KO)。計量後にオンラインで取材に応じ、「57キロ以下に落とすのは4年ぶりぐらいだけど、減量は想像よりも楽勝だった」と好調をアピール。「勝つ自信しかない。福永選手は一発の怖さはあるので、そこは気を付けて、しっかり自分のボクシングをすれば、結果は倒せると思っている」と自信満々に話した。

 3月末からロンドン五輪銅メダリストで、現東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の清水聡(大橋)、前WBOアジアパシフィック同級王者の森武蔵(薬師寺)、そしてWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)とスパーリングを重ねた。井上とは20日間、計42ラウンドのスパーを消化。「想像以上の強さだったけど、それを肌で感じ、20日間やりきれたことは相当な自信になった」と胸を張った。

 10日の福永戦を含め、年内に3試合を計画しており、「来年のはじめにはタイトルに挑戦したい」と青写真を描いた。

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2021年6月9日のニュース