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“悪童”ネリ、前日計量パスしてガッツポーズ WBA王者フィゲロアは余裕のクリア

[ 2021年5月15日 10:33 ]

ルイス・ネリ
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 プロボクシングWBA・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦(米カリフォリニア州カーソン)の前日計量が14日(日本時間15日)に行われ、WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)はリミットの122ポンド(約55.3キロ)、WBA王者ブランドン・フィゲロア(24=米国)は121.2ポンド(約54.9キロ)でクリアした。

 18年3月の山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチでは体重超過で王座剥奪。19年11月には体重超過により前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC世界バンタム級挑戦者決定戦中止を経験しているネリは、やや不安げな表情で計量台に乗ったが、数字を確認すると、右手で小さくガッツポーズ。対するフィゲロアは余裕でクリアし、計量台の上でマッスルポーズを決めた。

 水分補給後には1.5メートルほどの距離をとって約18秒間フェースオフ、最後は軽く握手を交わして別れた。戦績はネリが31勝(24KO)、フィゲロアが21勝(16KO)1分け。この試合の勝者は9月11日にWBO王者ステファン・フルトン(26=米国)との統一戦が内定している。

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2021年5月15日のニュース