世界ユース優勝の堤麗斗がオンラインで報告会 次の目標は世界選手権での「兄弟同時金メダル」
アマチュアボクシングのAIBA世界ユース選手権大会男子ライト級で金メダルを獲得した堤麗斗(18=東洋大)が1日、金メダル獲得並びに大会最優秀選手選出報告会をオンラインで開催した。
堤は4月10~24日にポーランドのキエルツェで行われた大会で日本勢としては2016年大会で男子フライ級を制した兄の堤駿斗(21=同)以来2人目となる優勝を果たし、世界ユース兄弟制覇の快挙を成し遂げた。4月27日に帰国し、現在は都内ホテルで隔離中に堤は「初戦から決勝まで練習してきたことが出せて、決勝は少し悔いが残る試合になってしまったんですけど、今は素直に喜びたい」と心境を語った。
カザフスタン選手との決勝は、1ラウンドの採点が3―2と割れた。「自分の想定していた展開と違い、焦りもあった」と振り返ったが、セコンドの「兄貴を超えるんだろ!」のゲキに燃え、2ラウンド4―1で取り、打ち合いとなった最終3ラウンドも制した。
「キツい苦しい時は家族のことを思い浮かべたし、ここで負けたら、また“堤家がダメだった”とか思われてしまうので絶対に勝たなきゃいけないと思ったのが良かったのかもしれない」
東京五輪を目指していた兄・駿斗は昨年3月のアジア・オセアニア予選で敗れ、今年予定されていた世界最終予選が中止となったため、五輪出場の道が絶たれた。弟・麗斗の夢は24年パリ五輪での金メダル獲得だが、直近の目標として世界選手権での「兄弟同時金メダル」を掲げ、「まだ(日本人で)世界選手権で優勝した人はいないし、兄弟同時優勝もないと思うので、自分と兄貴と一緒に2人で優勝できたらいいなと思っています」と力強く語った。
大会最優秀選手に選出されたことについては「SNSでの投票ということで、いろいろな方に評価してもらえた結果なので、今後も頑張らなくてはいけないと改めて思った」と表情を引き締めた。
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