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【RIZIN】那須川天心、皇治に判定で完勝「熱いファイトができて良かった」

[ 2020年9月27日 21:48 ]

<RIZIN24>皇治(右)にハイキックを見舞う那須川(撮影・島崎忠彦)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.24」が27日、さいたまスーパーアリーナで行われ、メインのキックボクシングルール58.5キロ契約3分3ラウンドで那須川天心(22=TARGET/Cygames)は元K―1ファイターの皇治(31=TEAM ONE)に3―0で判定勝ちし、キックボクシングでの戦績を36勝無敗とした。

 立ち上がりから全開だった。スピードとパワーを兼ね備えたパンチに多彩なキックを織り交ぜたコンビネーションで皇治を何度もロープ際に、コーナーに追い詰めて痛打を浴びせた。9年間KO負けのないタフガイを倒し切ることはできなかったが、最後まで攻めまくっての完勝だった。

 皇治の「泣かしたる」発言を受け流してきたが、内心は怒っていた。その怒り爆発させての勝利。那須川は「試合前からあおられてムカついていた部分もあるんですけど、熱いファイトができて良かったです。パンチで倒そうも思っていたので、もう少し冒険しても良かったかなと。(皇治は)打たれ強かったけど、ほぼ(パンチを)もらわずに終われたので良かった」と笑顔を見せた。

 フジテレビの事前番組でキックボクシングについて「あと10試合は絶対にやらないと思います」と発言。もはや那須川に対抗できる選手がいない状態になっており、次のステップに進む時期が近づいている。那須川は「11月、12月と試合が続くので応援よろしくお願いします。僕は夢を持って日々努力していくので今後も注目し続けてもらえたらうれしいです」とファンに訴えた。

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2020年9月27日のニュース