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チャーロ弟が豪快KOでスーパーウエルター級3団体王座統一 WBCミドル級王座防衛の兄と競演

[ 2020年9月27日 14:39 ]

 ボクシングのWBA、WBC、IBF世界スーパーウエルター級王座統一戦は26日、米コネチカット州アンカスビルで行われ、WBC王者ジャーメル・チャーロ(30=米国)がWBA、IBF王者ジェーソン・ロサリオ(25=ドミニカ共和国)に8回21秒KO勝ちし、3団体王座統一に成功した。チャーロは35戦34勝(18KO)1敗、ロサリオは23戦20勝(14KO)2敗1分け。

 1回に幸先よくダウンを奪ったチャーロはその後、後退しながらジャブとカウンターで迎え撃つ、やや消極的な戦い方。しかし、6回に左フックから右を返して2度目のダウンを奪うと、8回には左ボディーストレートを突き刺してロサリオをもん絶させ、10カウントを聞かせた。

 同じ興行では双子の兄でWBC世界ミドル級王者ジャモール・チャーロ(30=米国)が同級1位セルゲイ・デレビャンチェンコ(34=ウクライナ)に3―0で判定勝ちして4度目の防衛(暫定王座含む)に成功。コロナ禍の中、5つの世界戦が行われたビッグ興行を兄弟で彩った。

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2020年9月27日のニュース