東日本で再開後初の有観客興行 主催ジム所属の斎藤眞之助「感謝しかない」
プロボクシング興行「GENKOTSU vol.7」(9日、アリーナ立川立飛)の前日計量が8日、立川市内の病院で行われ、出場選手12人全員が1回目でクリア。また、抗原検査は全員が陰性だった。東日本では興行再開後初めて有観客での開催となる。
主催する石川ジム立川所属の斎藤眞之助(24)は、セミファイナルのライト級6回戦で福岡県警の警察官ボクサー橋本祐二(35=折尾)と対戦する。前日計量をリミット(61.2キロ)より600グラム軽い60.6キロでパスした斎藤はオンラインでの取材に応じ、「久しぶりの試合なので、やることをやって勝つだけです」と意気込んだ。
昨年12月、全日本ライト級新人王を獲得。その時以来となる試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度も延期に。斎藤は「試合のためと考えると気持ちがぶれてしまうので、基本的に強くなることイメージして練習するようになり、メンタル的に大丈夫になった」と振り返った。
現在は日本ランキング18位。9日のリングには主催ジムの“看板選手”として立つ。「この時期に有観客でやってもらえることには感謝しかない。自分の特長を出して、スゲーと思ってもらえるようなボクシングをしたい。力を誇示して少しでもランキングを上げて、メインをやれるようになれたら」と抱負を語った。
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