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“警察官ボクサー”橋本 13年9カ月ぶりのリング「自分がどこまで行けるか試したい」

[ 2020年8月8日 18:26 ]

前日計量をクリアした昨年の全日本ライト級新人王の斎藤眞之助(左)と“警察官ボクサー”橋本祐二(JBC提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング興行「GENKOTSU vol.7」(9日、アリーナ立川立飛)の前日計量が8日、立川市内の病院で行われ、出場12選手全員が1回目でクリアした。

 セミファイナルのライト級6回戦には“警察官ボクサー”橋本祐二(35=折尾)が出場。2006年11月以来、実に13年9カ月ぶりとなるリングで、昨年の全日本同級新人王で日本同級18位の斎藤眞之助(24=石川ジム立川)と対戦する。前日計量をリミット(61.2キロ)より200グラム軽い61.0キロでパスした橋本はオンラインで取材に応じ、「レベルが高く、目の肥えたファンが多いと言われる東京でやれる。しかも相手は新人王で日本ランカー。楽しみだし、うれしく思っている」と心境を明かした。

 福岡県警行橋署刈田交番に勤務する警察官。高3でプロテストに合格し、大学時代に10試合行ったが、福岡を離れて大分で就職したため、ボクシングからも離れた。28歳で福岡県警に採用となり、故郷に戻った橋本は「中途半端で終わったので、もう一度やりたいと思った」と、上限ギリギリの34歳でライセンスの再申請を決意した。今年3月に予定されていた復帰戦は新型コロナウイルス感染拡大で2度延期となったが、「自分にとっては練習する時間が増えプラスになった」と前向きに捉えている。

 3児の父でもあり、復帰戦には両親と兄、そして夫人と3人の子供たちが応援に駆け付ける。ボクサーの“定年”は37歳で、9月に36歳になる橋本にとって残された時間は長くはない。それは覚悟して戻ってきた舞台。「自分がどこまで行けるか試してみたい。まずは目の前に試合に勝つこと。この年齢でチャンピオンとかは言えないけど、上位ランカーと闘いたい」と目を輝かせた。

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