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女子フェザー級決勝 入江聖奈、劣勢ばん回できず完敗で準V

[ 2020年3月12日 00:38 ]

ボクシング東京五輪アジア・オセアニア予選最終日 ( 2020年3月11日    ヨルダン・アンマン )

女子フェザー級準決勝 2回、韓国選手(左)を攻める入江聖奈。判定勝利で決勝に進んだ(共同)
Photo By 共同

 女子フェザー級決勝が行われ、既に東京五輪出場を決めている19歳の入江聖奈(日体大)は昨年の世界選手権銅メダリスト林ユーチン(台湾)に0―5判定で完敗し、準優勝だった。

 入江は「ライバルの中で一番強いと思う」という林と果敢に打ち合った。プレスをかけてワンツー主体に攻めたが、サイズで勝り、さかんに左へスイッチする林は左フックと右ストレートを効果的に当て、1ラウンドを5―0で取った。林は2ラウンド、ボディーの連打から上へ返すコンビネーションで優位に立ち、さらに長い左ジャブ、左フックで突き放してこの回も5―0とした。

 入江は最終3ラウンドまで相手の長いリーチとパワーに苦しみ、終盤にはスタンディングダウンを取られるなど劣勢をばん回できなかった。

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2020年3月11日のニュース