ボクシング 東日本新人王予選の無観客を承認、YouTubeでの生配信も

[ 2020年3月11日 16:52 ]

 ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は11日、東京都内で理事会を開き、4月5日に後楽園ホールで開催予定の東日本新人王予選を無観客で行うことを承認した。新型コロナウイルスの感染拡大の防止が狙い。プロボクシングの興行を無観客で行うのは史上初。ジム関係者の入場も1選手につき4人まで、複数の選手が出場する場合は1ジム最大8人までに制限する。

 東日本新人王は昨年まで76回の歴史を持つ大会。トーナメント方式で争われ、例年11月に東日本新人王決勝、12月に全日本新人王決定戦が行われており、試合間隔の問題などから延期することは難しく、苦渋の決断となった。

 当初4月2日に予定されていた試合に、他の興行に組み込まれていた試合も加え、計18試合を1日で消化する。チケット販売による収入はない一方で、選手には通常通りファイトマネーは支払われるため、会場費も含め大幅な赤字となるが、新たな収益の手段を模索。動画共有サービス「YouTube」でライブ配信することになった。

 新人王実行委員会の石井一太郎委員長は会場に前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)ら現役ボクサー7~8人をゲストとして招き、テレビ番組の副音声的なトークを試合と同時配信する案を披露。チャット機能を活用してファンとコミュニケーションを図り、ネット上でユーザーが任意で金銭を提供する「投げ銭」のシステムも活用するという。「普通にやっても誰も注目してくれないと思う。ある意味、こういう状況だからこそ注目される可能性もある」と説明。「準備の段階から4月5日に“こういうことをやっています”と告知していきたい」と話した。

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