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八重樫東、9回TKO負け…国内男子最年長世界王座ならず ムザラネが3度目防衛成功

[ 2019年12月23日 19:52 ]

4R、相打ち覚悟の打ち合いを演じる八重樫(撮影・長久保 豊)
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 ボクシングのトリプル世界戦が23日、横浜アリーナで行われ、IBF世界フライ級タイトルマッチは同級14位の元3階級制覇王者・八重樫東(36=大橋)が3度目の防衛を狙う王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)に9回TKO負けを喫し、国内男子最年長での世界王座獲得はならなかった。

 国内男子最年長となる36歳10カ月での世界王座奪取を目指した八重樫は、3度目の防衛を狙うムザラネに対し序盤はフットワークを駆使しスピード勝負。第4ラウンドでは連打を浴びせ相手の足を止めた。試合は打ち合いの真っ向勝負となり、八重樫は重いストレートを食らいながらも耐えたが、第8ラウンドでボディーへの猛攻を食らい王者のペースに。第9ラウンドは右ストレートをくらい、レフェリーのストップで9回TKO負けを喫した。

 八重樫は17年5月、IBFライトフライ級の3度目の王座防衛に失敗してから、2年7カ月ぶりの世界戦。09年から15連勝中と10年以上無敗を誇るムザラネ相手に奮闘したが、勝利で飾ることはできなかった。

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