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ペタルコリン 拳四朗に敗れ「あそこでボディーがくるとは…」

[ 2019年12月23日 19:01 ]

<トリプル世界戦>4R、ペタルコリン(左)をKOした寺地拳四朗(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングのトリプル世界戦が23日、横浜アリーナで行われ、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦で王者・寺地拳四朗(27=BMB)が挑戦者の同級23位のランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)に4回1分8秒TKO勝ちした。

 元WBC世界ライトフライ級暫定王者が苦悶の表情を浮かべてリングに膝をついた。「あそこでボディーがくるとは予測していなかった。一番最初に当たったボディーが敗戦につながってしまった」。2回までは良い距離感で戦えていたが、迎えた3回にボディーを狙われた。3度のダウンを喫し、さらに4回に左ボディーで4度目のダウンを奪われ、TKO負けとなった。

 「序盤は戦略どおり。4回か6回か、早いうちに終わらせたいという思いがあった。本来ならもう少しいい試合ができたかもしれない」

 IBF王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)が体調不良のために試合をキャンセルし、対戦相手に決定。急ピッチでコンディションを合わせることも求められ、「調整期間が長いか短いかは分からない。ただ、フィジカルを考えると」と難しさを口にした。

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2019年12月23日のニュース