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八重樫、世界王座つかんで“日本男子最年長記録”取る!「勝って、いい正月を」

[ 2019年12月23日 05:30 ]

トリプル世界戦 IBF世界フライ級タイトルマッチ ( 2019年12月23日    横浜アリーナ )

計量をパスしたムザラネ(左)と八重樫(撮影・島崎 忠彦)
Photo By スポニチ

 IBFフライ級王座に挑む八重樫はリミットの50.8キロで計量をパスすると、水分とともに大量のサプリメントを摂取。2年7カ月ぶりとなる世界戦への準備を「楽しめた」と振り返る一方、当日計量も含む試合へ向けて「リカバリーの大事さは凄くよく分かっているので、しっかりやりたい」と元3階級制覇王者らしく話した。

 右手首には総合格闘技ジム「グラアカ釜石ベース」(岩手県釜石市)の黒いリストバンド。ジム代表の平野仁氏と親交があり、同氏から贈られたという言葉「懸命に悔いなく」をトランクスとガウンに入れて「一緒にリングに上がるつもり」と明かした。36歳10カ月での世界王座奪取なら日本男子最年長記録。「勝って、いい正月を(故郷の)北上市で迎えられるように」と静かに闘志を高めた。

 ▼ムザラネ 非常にいいコンディション。パーフェクトだ。何の問題もないし、戦う準備はできている。(リミットの50.8キロで一発パス)

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2019年12月23日のニュース